映像の色で伝わる大切さ:監督拓馬のぼやき
監督の拓馬です。
今日はカラーグレーディングについて話そうと思う。
まず下の写真を見てほしい

同じ映像作品の一コマだ。
アングル、被写体のアクション
全てに置いて全く同じだ。
要するに全く同じ画ということだ。
しかし
全く同じでも、カラーによって
伝えたいイメージやテーマが変わってる
例えば
一番上だと、ドラマチックに映画の一コマに見える
真ん中は暖色が強く、恋愛系によく使う色だ。
デートのシーンや昔を思い返す回想ぽくも見える。
ラストはシャドウが、強く寒色だ。
真ん中の反対で失恋した後やダークなイメージになる。
同じ映像でもカラーが変わるだけで世界観が変わる。
重要な作業だ。
撮影監督や監督はもとよりクリエイターや
映像やcreativeを学んでる人、学びたい人は
色というところの深さを知って
イメージをインプットしてから
収録に臨んでほしい。
拓馬
監督/CM Director
株式会社EGG /取締役
Professional Creative Team UNITS/代表
株Forsicore/映像事業統括ディレクター
国際映画スタジオNOMA/Member
Movie
CM / film /Drama / MV
Profile
柏田 眞志氏、上明戸幸隆氏に師事。
映画初代群馬県令 楫取素彦物語~生涯の至誠~(櫻井顕監督)と共に制作。
ヒューストン国際映画祭歴史部門プラチナ賞を受賞後、NTV『news every.』
同局『スッキリ!!』、連続ドラマなど多岐に渡り携わる。
その後
博報堂プロダクツでの経験を経てフリーで活動。
独立後はTV-CM・連続ドラマMVなどを演出。
また報道/情報番組の特集などもディレクション、多岐にわたり活動。
2019年株式会社EGG設立
2020年にはProfessional Creative Team UNITS を結成。
近年は、ドラマやCM.MVなどを演出。拓馬監督として活動